ライダー

北東の火曜日

雨上がり暗い雲の隙間から日が出ていますが北〜北東の風が強めに吹き日陰は寒いです。

北北東の風で面はそこまで悪くありませんがヨレてワイドなブレイク。サイズは週末から少し下がったり上がったりを繰り返してずっと頭前後あり、無人のビーチ。この中途半端なスウェルが続いていると大抵手前の砂がなくなりドン深の地形になってしまいます…。

ハワイではWCT#2【Hurley Pro Sunset Beach】がON!!ウィメンズヒートのエリミネーションRまでかと思ったらメンズオープニングラウンドが始まり、H1に登場した日の丸を背負う前回準優勝者カノア五十嵐はパイプでの大スタックを感じさせないエクセレントライドで1位通過。この試合も期間中、今日がベストコンディションで明日からオンショアでサイズダウン、風が回復したら3〜4〜5ftのスモール予報…20日あたりからどうなるか?

Rui Horikoshi : Video Kaisa Kawamura

ハワイ=ノースショア=デカい波での修行!のイメージが強いですが、ルイは今回カイサくんのYouTubeでノースショアを離れオアフ島のウェストサイドへ。命がけの戦争を避け、のんびりまったりスモールファンセッション!プロ、トップアマサーファーのハワイの映像はどうしてもノースショア一辺倒となり、ハワイ特有の青い海と柔らかい波での映像は逆に新鮮です。

Rui Horikoshi : Video Kaisa Kawamura @ Tracks

貴重なハワイのファンウェーブセッションの映像はカイサくんのYouTube→ こちら から

和田浦で捕鯨、鯨肉の加工をしている外房捕鯨さんの企画するツチクジラのイラストコンテストの佳作作品の審査!和田浦には全国に4箇所しかない捕鯨基地があり、和田で捕鯨されるのは基本的にはツチクジラで幼稚園から中学校まで給食にはツチクジラの南蛮漬けが出ます。自分も小学校の時には夜明けにクジラの解体場に集合してクジラの解体見学からクジラの調理を学んでみんなで食べる授業がありました。現在では地元小学生もツチクジラがどんな見た目かを理解している児童も少なく、「しっかりと地元の文化としてクジラを学んで欲しい」という思いから小学生にイラストを描いてもらい、優秀作品は外房捕鯨さんの販売するツチクジラの大和煮缶詰のパッケージに使用され、佳作は地元企業が選んだ作品にそれぞれ賞をつけて粗品をプレゼントして地元文化を繋いでいこう!という素晴らしい企画。すでに優秀作品は決まっていて商品化されているので、この企画の趣旨とは離れるが「表彰されたい!」「ちゃんと描かなきゃ!」みたいな小学生の評価されたい承認欲求を感じさせない作品を選ぼうと思い作品を見ていると似たり寄ったりなありきたりな作品がありふれる中、異彩を放つ作品を発見。一目でこの作品に決めました。この独特なカッティングと配色、絶妙にクジラであることを認知させるバランス感覚とクリエイティブさが半端ないです。他の作品の子達は「この子は優等生なんだろうな」とか「これは見本の絵の模写だなあ」とか想像できて面白くなかったけど、この子は絵を見ても全く想像できず「どんな子なんだろう?」と興味が湧き、佳作作品として選ばせていただきました!見本や先生の言うことに左右されないクリエイティブな小学生が輝ける時代になったらいいな〜。

PAGE TOP